心アミロイドーシスの症状
以下のような症状が病気と関連してあらわれることがあります。気になる症状がある場合には主治医に必ず相談しましょう。
心不全
心臓にアミロイドがたまり、心臓の働きが悪くなったこと(心不全)により、息切れやむくみ、疲れやすく感じるなどの症状があらわれることがあります。
不整脈
心臓の拍動を制御している電気の流れがアミロイドによって邪魔されることにより、脈が速くなったり遅くなったり、不規則になったりする症状(不整脈)と、ドキドキする、息切れ、めまい、胸が苦しい、気を失うなどの症状があらわれることがあります。
大動脈弁狭窄症
心臓の弁の1つである大動脈弁にアミロイドがたまって働きが悪くなると、心臓が十分な血液を送り出せなくなり、胸の圧迫感や息切れ、気を失うなどの症状があらわれることがあります。
手根管症候群
手首の神経(正中神経)にアミロイドがたまり、圧迫することで親指や人差し指、中指、薬指の中指側にしびれや痛みがあらわれることがあります。
脊柱管狭窄症
背骨にある神経の通り道(脊柱管)にアミロイドがたまり、圧迫するようになると足腰のしびれや痛みが起こる可能性があります。
これらの症状は、アミロイドの蓄積が進むにつれて重症化していきます。重症化すると入退院を繰り返すようになりますが、入院するごとに身体の機能も低下することが知られています。そのため心アミロイドーシスは、早期に治療を始め、入院が必要にならないよう重症化を防ぐことが大切です。
- 参考:
- 日本循環器学会(編). 2020年版 心アミロイドーシス診療ガイドライン. P.9-16. (2025年2月確認)
- 日本アミロイドーシス学会. アミロイドーシスについて. (2025年2月確認)
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